9月7日頃は「白露」

9月7日頃から始まる白露(はくろ)。
朝露が草木につく様子から名付けられた季節です🌿
日中はまだ暑さが残りますが、朝晩は涼しくなり、少しずつ秋の気配が深まってきます🍁

この時期は、東洋医学でいう「燥邪(そうじゃ)」の影響を受けやすくなります。空気の乾燥によって、肺や鼻、喉といった呼吸器系に不調が出やすくなるのが特徴です。
空咳が出たり、皮膚がかさついたり、便秘がちになる方もいます。

■白露の養生法
1. 潤いを補う食材を摂る
梨、ぶどう、柿、レンコン、山芋、白ごま、豆腐などがおすすめです。
特に、旬の梨やぶどうは、体に潤いを与え、肺を潤す作用があります🍐🍇

2. 体を冷やさない
朝晩の冷え込みに注意し、羽織るものを用意するなどして体を冷やさないようにしましょう。
特に首元や足首を温めることが大切です。温かい飲み物も効果的です🍵

3. 鼻呼吸を意識する
乾燥した空気が喉や肺に直接入るのを防ぐため、意識して鼻呼吸をしましょう。
また、鍼灸では、のどや鼻の通りを良くするツボを刺激することで、乾燥による不調を和らげることができます。

この時期の体の変化に合わせて、ご自身のケアを始めてみませんか?
気になる症状やお悩みがあれば、いつでもご相談ください🌿

2025年09月05日