夏にお祭りがある理由🌻

先日、江戸三大祭りである「深川八幡祭り」でお神輿を見ました!
別名「水かけ祭り」と呼ばれるだけあって、飛び交う清めの水しぶきが担ぎ手の方たちの威勢のいい掛け声と合わさって迫力満点でした!!

夏はあちこちでお祭りが催されていて、通りがかるとウキウキしますよね☺
ところで、なぜ夏はお祭りが多いのか、ご存じですか?
それは単に気候が良いからだけではないんです!

昔から、夏は疫病が流行りやすい季節でした🥵
日本の高温多湿な気候は病原菌が繁殖しやすく、作物の生育にも悪影響を及ぼします🌀
そのため、人々は神に祈りを捧げ、疫病退散や豊作を願うために夏祭りを行うようになりました🌾✨

東洋医学では、夏は「心(しん)」の季節であり、五行※では「火」に当たります。
強い日差しや暑さは、知らず知らずのうちに「心」に負担をかけ、不調を招きやすいとされています🥵そんな夏の疲れを癒すには、心身に活力を与えることが大切です💪!

お祭りは、まさに夏のエネルギーを循環させる儀式!
威勢のいい掛け声は全身の巡りを良くし、浴びる水は熱を冷まします✨
皆で力を合わせてお神輿を担ぐ一体感は、心の喜びとなり、活力を生み出します😊

お神輿を見て、お祭りは厳しい夏の暑さを元気に乗り越えるための、日本人の知恵が詰まった風物詩なんだな~と改めて感じました🌻
皆さんもお祭りに行って、残りの夏を楽しく健やかに過ごしてはいかがでしょうか♪

※五行とは…古代中国の学説で、万物は「木・火・土・金・水」の5つの元素から成り立つという考え方

2025年08月20日